めも。
@gifu sabot
「食堂かたつむり」
意外な展開で始まるこの小説に
すーっと引き込まれ
久しぶりに 本を読みながら じわーーんときてしまった。
どこかで見たことがあるような、
けれど初めて入るような、
そんな不思議な空間にしたかった。
人々がほっとして自分を取り戻すことができる、
秘密の洞窟のような場所。
食堂かたつむりを始めるにあたっての倫子の気持ち。
訪れてきた人の思いと真摯に向き合って
1日かけて準備をする。
読み進んでいくうちに
心がほぐれたり
じわんときたり
愛を感じたり
そんな気持ちを一緒に味わいながら
時に涙して
読み終えた。。
今日は1日この本で過ごせる。
私も愛するだれかの為に
体の芯まで温まるスープを用意して待っていよう。
冬の過ごし方を考えているあなたに
おススメの1冊。。
by fu-b
| 2011-11-24 18:48
| memo